なぜ年次有給休暇の取得が必要なの︖
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現のためには、労
働時間や休日数、年次有給休暇の取得状況など、従業員の健康と生
活に配慮し、多様な生き方に対応したものへ改善することが重要です。
計画的な年次有給休暇の
取得により・・・
☆仕事の生産性向上︕
☆企業イメージの向上︕
☆優秀な人材の確保︕
年次有給休暇をしっかりと
取得できないと・・・
◇労働者のストレス増加
◇職場の雰囲気の悪化
◇残業などのコストの増加
年次有給休暇
を活用して
秩父のイベント
に出かけましょう!
▲
地域イベントへの参加!
私生活の充実!
仕事へのヤル気!
地域イベントへの参加!
私生活の充実!
仕事へのヤル気!
心身ともに疲労感
仕事の能率低下
心身ともに疲労感
仕事の能率低下
年次有給休暇の
取得促進
社員にも会社にも
メリット
年次有給休暇の
「計画的付与制度」
を
活用しましょう!
家庭
も会社も地域の一部。
みん
なで取り組もう!
お問合せ先
【厚生労働省委託事業実施機関】 株式会社日本能率協会総合研究所 〒105-0011 東京都港区芝公園 3-1-22 TEL:03-3578-7671
年次有給休暇
活用のススメ
年次有給休暇
活用のススメ
働く人にやさしく、すみやすいまち
「ちちぶ」
を目指そう!
11 月 12 月 1 月 2 月 3 月
★12/3(土) 秩父夜祭り本祭
紅葉
氷柱
ロウバイ
節分草
いちご狩り
カタクリ
秩父市 横瀬町 皆野町 長瀞町 小鹿野町
厚生労働省 埼玉労働局 秩父労働基準監督署
秩父商工会議所
皆野町商工会 長瀞町商工会 西秩父商工会 荒川商工会
http://work-holiday.mhlw.go.jp/
秩父地域おすすめイベント
紅葉
10 月に奥秩父から始まり、11 月下旬の里山まで続きます。
秩父市大滝の中津峡をはじめ、皆野町の県指定天然記念物「国神の大銀杏」、 小鹿野町の秩父三階の滝と呼ばれる名瀑「丸神の滝」周辺の紅葉など見どころ が充実。長瀞町では紅葉まつりとして月の石もみじ公園や宝登山神社などでラ イトアップが、また、皆野町でも「秩父華厳の滝」でライトアップが行われます。
氷柱は秩父地方の冬の厳しさが作り上げる氷の芸術です。
奥秩父の「三十槌(みそつち)の氷柱」、小鹿野町の「尾ノ内氷柱」、横瀬町の 「あしがくぼの氷柱」の秩父三大氷柱は、1 月上旬から 2 月下旬が見ごろとな
ります。
週末にはライトアップした幻想的な氷柱を見ることもできます。
小鹿野町両神小森堂上では節分草が例年 2 月下旬から 3 月中旬に咲きます。 長瀞町では 1 月上旬∼2 月中旬、宝登山山頂斜面に 3 種類 2500 本のロウバ イが咲き誇ります。
3月下旬からはカタクリの花が咲き始めます。大塚カタクリの里、長瀞カタクリ の郷、皆野町カタクリの里、あしがくぼ山の花道など各地に群生地があります。
いちご
狩り
いちご狩りは秩父市、長瀞町、小鹿野 町、横瀬町にて、早い農園で 12 月中 旬頃からオープンしはじめます。
氷柱
花
「働き方・休み方改善ポータルサイト」を活用して、
働き方・休み方改善のヒントを見つけましょう
厚生労働省が運営する
「働き方・休み方改善ポータルサイト」では、
働き方・休み方の改善に役立つ情報を ご提供しています。
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働き方・休み方改善指標(所定外労働の状況、年次 有給休暇の取得率等)による自己診断ができます。 診断結果に基づく対策方法をご提案しています。 企業の具体的な取組事例(所定外労働の削減、年次 有給休暇の取得促進、朝型の働き方の取組等)をご 紹介しています。
働き方・休み方改革に関する自治体の取組を掲載 しています。
年次有給休暇取得に向け た環境づくりに取り組みましょう !!
年次有給休暇の取得促進に向けて、
労使が協力して取り組むことが必要です。
具体的には・・・
などが考えられます。
①企業または事業場全体の休業による一斉付与方式
全従業員に対して同一の日に年次有給休暇を与える方法。製造部門など、操業を止め て全従業員を休ませることのできる事業場などで活用されています。
②班・グループ別の交替制付与方式
班・グループに交替で年次有給休暇を付与する方法。流通・サービス業など、定休日 を増やすことが難しい企業、事業場で活用されています。
③年次有給休暇付与計画表による個人別付与方式
年次有給休暇を付与する日を個人別に決める方法。夏季、年末年始、ゴールデンウィー クのほか、誕生日や結婚記念日など従業員の個人的な記念日を優先的に充てるケース があります。
1
仕事の仕方を見直して、労働時間を短縮しましょう
従業員が健康で充実した生活を送れるよう、労働時間を短縮し、生活時間を十分 確保できるようにしましょう。
2
従業員一人ひとりのさまざまな事情へ対応して
働く意欲を高めましょう
・労働時間等の設定の改善にあたって、労使による話し合いの体制を整備しましょう。 ・従業員一人ひとりのさまざまな事情を踏まえ個々に対応しましょう。
3
経営者が率先して取り組みましょう
経営者は労働時間について積極的に理解を深め、自ら率先し職場の環境を変える ための意識改革や柔軟な働き方の実現に取り組みましょう。
1
労使間の話し合いの機会をつくる
従業員の労働時間や心身の健康状態、年次有給休暇の取得状況などを労使で共有 しましょう。
2
年次有給休暇を取得しやすい環境整備
年次有給休暇を取得しやすい雰囲気づくりを進め、取得状況をこまめに確認する などしましょう。
3
所定外労働を削減する
ノー残業デーを導入したり、長時間労働が続いている場合は、その原因を検討し 業務内容を見直しましょう。
労働時間等見直しガイドライン
事業場での具体的な取組
Step
1
Step
2
年次有給休暇の計画的付与制度とは
年次有給休暇の付与日数のうち、5 日を除いた残りの分については、労使協定を結 べば、計画的に休暇取得日を割り振ることができる制度です。
この制度を導入することによって、休暇取得の確実性が高まり、予定した活動を行い やすくなります。
年次有給休暇の「計画的付与制度」
を活用しましょう︕
Step
3
◆企業や事業場の実態に応じた方法を活用しましょう
◆付与日数から5日を除いた残りの日数を計画的付与の
日数にできます
年次有給休暇の計画的な取得のために、事業場全体の年間計画に、年次有給休暇を組み込みましょう!
年次有給休暇の付与日数のうち 5 日は、個人が自由に 取得できる日数として必ず残しておかなければなりませ んが、残りの日数は計画的付与の対象にできます。
◎前年度取得されずに次年度に繰り越された日数がある場合には、繰り越し分を含めた付与日数から 5 日を引いた日数を計画的付与の対象とすることができます
●年休を取得することのメリットは
秩父地域ではこんな取組をしている事業場があります
『従業員が年次有給休暇を取得することのメリット』を尋ねたところ、
事業場、従業員ともに、
「心身の健康につながる」、
「モチベーションが
向上する」、
「社内の雰囲気が良くなる」、
「仕事の効率が上がる」という
回答が多くみられました。
昨年度の取組後のアンケートで、秩父地域の休暇の現状と今後の
方向性について調査しました。
年休の取得希望者が集中することを緩和するために、年休の計 画的付与制度を利用しています。
前年の冬季に翌年度の営業(就業)カレンダーに計画的付与日 を組込み、夏のお盆期間の土日、年末年始、5 月のゴールデン ウィーク等に繋げて、連続して休めるようにしています。
年休の計画的付与
作業班内での移動ができるように、専従ではなく、多能工化し、 ある作業班で人手が足りなくなると、応援ができる体制を作っ ています。そのため、年休を取得しやすい雰囲気があります。 また、年休の取得が少ない人には個人面談の際、取得に向けた 働きかけを行っています。
応援体制作り
年次有給休暇取得率 100% を目指して、各人の取得状況を チェックしたり、定期的な研修の際に健康管理の重要性をテー マにして年休取得の働きかけを行っています。
一部の部門では、週・月のミーティングの際に上司が従業員に 対して年休取得の予定を出すように働きかけています。
年休の取得状況把握
昨年度から、各職員が月1日を目安に年休を取得できるよう にシフトを組むことを部門責任者に指示しています。 今年度は職員全員が年間 15 日取得することを目標にしてい ます。
年休取得目標の設定
(平成 27 年度事業アンケート結果より)
29.6 24.3 21.7 9.6 8.7
44.7 22.2
19.5 18.4 5.8 5.8
0 20 40 60 80%
従業員の心身の健康に繋がる 従業員のモチベーションが向上する 仕事の効率が上がる 従業員の定着率が良くなる 社内の雰囲気が良くなる 優秀な人材が集まる 社内の人間関係が良くなる
事業場 従業員 40.0
60.4
61.7
従業員が年次有給休暇を取得することのメリット(複数回答)
5 日 5 日
事業主が計画的に付与できる 従業員が自由に取得できる
例 1 年次有給休暇の付与日数が 10 日の従業員
15 日 5 日
事業主が計画的に付与できる 従業員が自由に取得できる
例 2 年次有給休暇の付与日数が 20 日の従業員